先週の日曜日もガレット・デ・ロワを祝いました。
一般に、1月末までガレット・デ・ロワの伝統菓子ガレットをお店で購入することができます。
そして、2月に入ると聖燭祭 (せいしょくさい)「La Chandeleur シャンドルール」を祝うためのクレープを作る道具や卵、小麦粉などの販売が始まります。
そう、1月は「ガレット」で、2月は「クレープ」なのです。
子どもたちは、フランジパンが苦手
実は、従兄弟と子どもたちは、「Galette frangipane ガレット・フランジパン」が、あまり好きではありません。
フランジパン(frangipane)とは、アーモンドクリームのことです。
私の住む地方では、ガレット・デ・ロワの”ガレット”というと、
パイ生地に、アーモンドクリームをはさんだ円形のお菓子「ガレット・フランジパン」のことをさします。
年齢が低いほど、このアーモンドクリームが苦手な人が多いのです。
(うちの家族のデータですが…)
確かにアーモンドの香りの強いこのクリームは、どちらかと言うと大人向けの味かもしれません。
そこで今回、アーモンドクリームなしのガレットを用意しました。
アーモンドの代わりに、ひまわりの種
ガレット・フランジパンの苦手な人のために売られている、”アーモンドクリームなし”と書かれた「リンゴとひまわりの種のガレット」を購入しました。
このガレットを作ったのは、パティシエ・ショコラティエのアルバン・ギルメさんです。
アーモンドパウダーの代わりに、ひまわりの種をパウダー状にして作ったガレットを食べました。
ひまわりの種のかおりが香ばしく、その上レモンのようなリンゴの酸味が程よくて、濃厚なクリームに仕上がっていました。
すっごく美味しかったです!
アルバン・ギルメさんのアトリエにミス・フランス
先日、ミス・フランス2021とミス・フランス2022の候補者達が、アルバン・ギルメさんのアトリエでチョコレート作りを体験したことが話題になりました。
次の日曜日もガレット・デ・ロワ
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次の日曜日もガレット・デ・ロワを祝います。
次回は、アルバン・ギルメさんの作る「柚子やみかんなどの柑橘系のアーモンドクリームにジャンドゥジャチョコキューブ入りのガレット」を予約しました。
ジャンドゥジャは、ローストしたヘーゼルナッツとカカオ豆、砂糖、全粉乳を混ぜたチョコレート。
ヘーゼルナッツとカカオ、両方の風味と味が最大限に生かされているチョコレートです。
オリジナルなガレットなので、次回も楽しみです!